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Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/10801/409

Title: HCT-15細胞におけるNF-κBシグナル伝達に及ぼすAnacardic acidの影響に関する研究
Other Titles: Study on the effect of Anacardic acid on NF-κB signal transduction in HCT-15 cell
Authors: 古川, 太規
Keywords: NF-κB
pGL4.32
pGL4.74
Anacardic acid
HCT-15
トランスフェクション
リポフェクション法
ルシフェラーゼ活性
TNF-α
P-糖タンパク質
アポトーシス
CAPE
Withaferin A
Licochalcone A
Issue Date: 22-Feb-2013
Abstract: 今日,一部のがん治療において抗がん剤が使用されている。抗がん剤治療には,高頻度で発現する副作用や抗がん剤に対するがん細胞の耐性など,いくつかの問題点が存在する。中でも,抗がん剤に対するがん細胞の耐性は,抗がん剤の効果減弱に寄与している。また,効果を上げるために抗がん剤の使用量が増えるようであれば,副作用の高頻度発現にも関与することになる。そのため,抗がん剤に対するがん細胞の耐性をなくすことが出来れば,抗がん剤の効果を高めることができ,さらには副作用の低減も可能になると考えられる。がん細胞の抗がん剤に対する耐性には,様々な生体メカニズムが関与していることが最近の研究によってわかってきた。例えば,薬物を細胞外に排出するトランスポーターががん細胞において増加することや,アポトーシスに対する抵抗性をがん細胞が得ることが,耐性を得るメカニズムの一つであると考えられている。また,それらのメカニズムの一部には,NF-κBという転写因子の活性が関与していることがわかってきている。そのため,NF-κBの活性を阻害することが出来れば,がん細胞の抗がん剤に対する耐性をなくすことが出来る可能性がある。本研究では,NF-κBに着目し,その活性を阻害する物質に関する実験を行った。阻害物質にはAnacardic acidを用いた。Anacardic acidは古くから抗炎症作用があると考えられている天然物由来物質であり,すでにいくつかの研究においてNF-κB活性を阻害することが知られている。また、がん細胞にはHCT-15細胞を用いた。HCT-15細胞はヒト大腸がん細胞の系統であり,薬物排出トランスポーターであるP-糖タンパク質を発現しているがん細胞である。本研究の結果,Anacardic acidによるNF-κB活性の濃度依存的阻害が確認された。本研究で用いたAnacardic acidの他にも,NF-κB活性を阻害する物質がいくつか知られており,研究の対象となっている。また,NF-κBによる薬物耐性獲得のメカニズムについての研究も盛んに行われている。今後さらに研究が進むことで,抗がん剤治療の進歩が望まれる。
URI: http://hdl.handle.net/10801/409
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